今日は「山の日」山に親しむ機会を得て、山の恵みに感謝する日!でも山には危険もあり、注意!

朽木野鳥を守る会 活動日記
登山 朽木野鳥を守る会 遭難 

皆様、こんにちは!

令和4年8月11日、今日は「山の日」で休日になっています。

この「山の日」は、2016年から始まっているようですが、お盆休暇前ですのでいい休日になっているように思います。

そこで、山に親しむ機会を得てですが、先日、朽木の現地に「巣箱点検・土壌調査・野鳥観察等」で伺いましたところ、突然、「助けて!!!助けてください!」と、まだ小学生高学年くらいの男児が叫んで、私に走ってきたのです。他にも小学生高学年の女児多数・大人2人が山奥から走ってきて、合計7~8人でした。

しかも、林道からではなく、森林の奥からです。何事かと思い、「どうしたんですか?」と尋ねると、「遭難しました!助けて下さい!まだ死にたくない!」と。

この団体は、経過を聞きますと、朽木の山の山頂まで登山したが、下山する時に道に迷い、相当同じような場所をぐるぐる回って途方にくれていたようでした。しかも、子供たちは悲壮感で半分泣きながら走ってきたという事実に驚愕です。でも、私に近づくとホッとしたのか笑顔にもなったので嬉しかったです。ただ、どの子も汗があまり出ていなかったのです。当時、気温は30度以上で炎天下だから、私は汗びっしょりでしたが、子供たちは出る汗も無くなっていたのか、軽い脱水症状が出ていたのかもしれません。「多分、大きな道ではなく獣道や登山道を歩いたのでしょうが、倒木が多く危険ですよ。ここからは、大きな林道を下りて・・・」と、天空温泉までの道を案内しました。

このようにうっそうとした森林の奥から、助けを求められたのですが、「地図か何かお持ちですか?」と尋ねると、何も持っていなかったようでした。朽木の山は、標高400~600メートルですが、登山道も多数あり、倒木で塞がれている箇所も多いです。しかも、この団体に遭遇したのは、午後4時頃でした。もう誰もこの森にはいない時間帯です。たまたまこの時に私がいましたが、もし、誰もいなかったら・・・・・本当に驚きましたが、安易に山に入らない様、山に入る前に地図や参考資料もそろえて下準備をしてくださいませ。

そして、このように「遭難した」と伺いますのは今回が初めてではありません。7月にも2件現地で遭遇しています。

私たちの大切な山、そして大切に守るべき山です。

どうぞ、山の危険も充分熟知してほしく思います。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました