皆様、こんにちは!
先月ですが、当会がお世話になっています「巨木と水源の郷をまもる会」様から一通のメールが届きました。
内容は、「外来植物のジギタリスが異常繁茂しているので、駆除に参加しませんか」という呼びかけでした。
この主催者は、高島市議会議員の今城克啓様です。
問題のこの「ジギタリス」ですが、よく山中でも見る植物です。
でもこの植物は、外来植物で鹿も食べない毒草で、胃腸障害や嘔吐・下痢等の中毒症状も出る恐ろしい植物のようです。
詳しくは、厚生労働省の自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ジギタリス (mhlw.go.jp)
第1回の高島市ジギタリス駆除について、山里を静かに侵略「ジギタリス」(BBCびわ湖放送) – Yahoo!ニュース
和歌山県では、県でジギタリス対策事業も行われています。和歌山県の外来生物対策事業(防除の公示)ジギタリス | 和歌山県 (wakayama.lg.jp)
このような外来植物の繁茂によって、自然界の希少種の植物等にも影響が出る可能性も高い等、ますます危機感を覚えました。
もちろん、現在の大切な希少種や絶滅危惧種等の植物があってこそ、野鳥の生息にも大きく影響します。
そこで、この第2回ジギタリス駆除会への参加を、当会のメンバー様に呼びかけたのですが・・・
私と会員1名の二人で参加させていただきました。
参加されたのは、巨木と水源の郷をまもる会のメンバー様・地元の住民・当会メンバー合わせて20人位で
あちこちに繁茂しているジギタリスを、根こそぎ抜いて、種が付いた花は切り取り収集し、この繰り返しです。
これが、かなり広範囲でしたので、炎天下の中、皆様と協力しながら駆除したのですが、まだまだ残っている可能性も高く、今後が心配です。
でもこの作業、大変ではありますが、とっても有意義で、皆様と和気あいあいで楽しかったです。
そして当会のメンバーは、現地到着前に「アカショウビン」を直近で撮影出来て
ご満悦の様子でした。
やはり山の神様は、このボランティアに参加するというお気持ちに、素敵なプレゼントを届けたのかもしれません。
どうぞ、野鳥ばかりではなく、自然環境の保護にも大いにご参加いただければと思います。