巣箱の繁殖状況を確認しましたところ、密猟とサルによると思われる被害急増中!

巣箱 活動日記
朽木野鳥を守る会 絶滅危惧種や希少種の保全 巣箱

皆様、こんにちは!

先日、朽木グリーンパーク内に設置しています巣箱22個の状況確認に行きましたところ、多大なる被害を受けているという事実が確認出来ました。

今年の4月22日に、去年までの巣箱12個に対し、追加10個を合わせて合計22個の巣箱を清掃しながら、追加設置しました。

この巣箱の利用状況や、繁殖状況を確認するため、毎月定期的に点検しているのですが・・・・

繁殖の可能性が高い、いわゆる巣作りをしていた巣箱が22個中8個ありました。

中には、卵が7個あった巣箱もあり、

この卵は、多分シジュウカラの卵だと思われますので、触らずこのままにしました。

このように、コケ類の素材によって巣作り中も多数ありましたので、これもそのままにしています。

これも、コケ類の素材のようですが、時間が経過しているようですので、去年使用していたのかも知れません。

この4つの巣箱内では、これから素材を集めている最中のようです。

これは、新たに設置しました最初の状態です。

木くずと羽毛たっぷり、スペシャルデラックスルームですよ。

ここまでは、これから色んな種類の野鳥が繁殖する準備段階でしたが、

この上記3個の巣箱は、中が空になっているのです!

木くずも羽毛も無く、素材も無く全くの空になった巣箱もあり・・・・明らかな密猟による仕業の可能性が高いので、高島市今津警察署に通報し、4月26日に現場検証を行いました。

この盗まれた巣が、何者によってどのようにして盗まれたのか、刑事さん3人と色々対策を検討しました。(ここまでは、令和4年4月26日までの内容です)

その後、6月28日、それぞれ繁殖している巣箱を全部点検に見て回ったのですが・・・・

繁殖している巣箱内に、新たなヒナがいるはずが、全く空になっていた巣箱が多数ありました!

この状況を、再度、今津警察署の生活安全課に通報し、再度現場検証を行いましたところ、人的犯行によるものと、サルによる被害ではないかという事実が分かってきました。

このように、木くずや羽毛が巣穴から散乱している巣箱もあり、

下には、まだ新しい木くずや羽毛が落ちていましたので、これはサルによる被害ではないかと思います。

この日は、どこもサルの団体が多く、

木には、野鳥ではなく、サルばかりでした!

私が近くにいても、全く逃げません!逃げるどころか、舐めています!

サルが、巣箱内のヒナを捕食している可能性も高く、超危険です!!!

そして、密猟者・・・・この対策は、長くかかるかもしれませんが、今後の大きな課題となりました。刑事さんに色々アドバイスもいただきましたので、今後の対策を再度検討しようと思います。

この巣箱は全て専門の業者さんに、高い高所に安全安心の元、設置していただいています。

そして、野鳥あふれるふるさとの森を再生すべく、当会が巣箱の繁殖補助活動を実行しているのに、このような状況には憤りを感じています。

どうか、野鳥が住みやすい環境を補助出来ます事を、心より祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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