令和6年7月6日 ♪鳥くん講演会 結果報告!野鳥の見つけ方・撮り方講座、大反響!
皆様、こんにちは!
では、令和6年7月6日に、グリーンパーク想い出の森 ふぉれすと館にて実施しました 「♪鳥くん講演会」の結果を遅くなりましたがご報告します。
♪鳥くん講演会
於:朽木グリーンパーク想い出の森「ふぉれすと」ご参加いただきましたのは、合計22名でした。
【1】自己紹介&近況報告
♪鳥くんご本人の挨拶のあと近況報告がございました。
- 結婚報告(奥様もご同席され、「奥様お若い!」と大盛り上がりでした♥)
どうか末永くお幸せに!
- 鳥取へのお引っ越し。築138年の古民家をリフォームとのこと。鳥取に決めたのは最も米が美味しいからとのことでした(最後まで候補として鳥取と秋田が残ったそうです)。
【2】観察する際のポイント
野鳥観察に際するポイントについて貴重なお話を頂きました。
- 早朝から行くこと。光が良い。
- 現地で情報交換すること。せっかく現地まで行っているのにそこに居る鳥を見逃しているのは勿体ない。
- 鳴き声を覚えること。
- どこで待つかを見極めること。よく鳥が止まるところ(ソングポスト)で待っていて「鳥が来ない」と言う人が居る。あなたがどけばそこに鳥が来る。
- 深い森は森の境から森の奥を探さず、森から開けたところに出てくるのを少し離れた所で
待つのが良い。
目的以外の鳥をおろそかにしない。例えば水飲み場でシジュウガラのあとにオオルリが
来たりする。
等々、貴重なご経験から、様々なアドバイスをいただきました!
【3】撮影ポイント
下記アイテム毎に撮影ポイントに関する丁寧なご説明を頂きました。
特に下記については実演も交えてたくさんのノウハウを教えて頂きました。
- 光条件
- 晴天真昼以外
- iso感度とss
- 図鑑写真
- おまけその他の写真
- 三脚
- 車内から
- ブラインド
- 低姿勢
- SNS
- その他
- サンコウチョウの営巣写真は控えましょう。他の場所でいくらでももっといいシーンが撮
れますよ。 - 撮影する角度を工夫しましょう。少しでも近づくと真下から撮ってもいい写真は撮れませ
ん。 - 是非海外にも行って下さい(特にタイがおすすめです)
他にもいろいろアドバイスもありました!
【4】ここ2〜3年で撮った写真の紹介
ここ2〜3年で撮った写真を秘話や苦労話を交えて紹介頂きました。特にそのときどきの秘話や苦労話はとても面白かったです。
ワキアカツグミ、キガシラセキレイ、キバラガラ、オガワコマドリ、ニシオジロビタキ、ノドグロツグミ、シロエリオオハム、コシギ、アオガン、カラフトウグイス、シジュウカラガン、ノドグロツグミ、タンチョウ…(他)
一週間かけて目的の野鳥を撮影されたとか・・・・凄い!
【5】Q&Aコーナー
たくさんの質問も飛び交い有意義な講演会でした。
Q:おすすめのレンズ焦点距離は?
A:500mmくらいが良いと思う。
Q:手持ちで上手くフォーカスが合わない/ボケるがどうしたらいいか?
A:三脚を使うといい。ボクも手持ちだとなかなかAFが合わないことはある。あとシャッターを押す際にカメラを下げてないか?等。
Q:鳥の声は聞こえるが見えない。
A:例えばイカルは木の新芽や木の実を食べるのでそういう場所を覚えておくこと。
Q:鳥が嫌がる服の色は?
A:まずは動かないこと。鳥にこちらの目を見せないように。そうであれば(厳格さが求められ
る特殊な条件以外は)服の色はあまり関係ない。
Q:レコーダーで音を鳴らすのは?
A:ずっと鳴らし続けてストレスを与え続けるのはダメだが、5〜10分くらいなら良いと思っている。少なからず鳥は常に他の鳥と縄張り争いをしているので、上記と同程度の時間であれば大きな負担にはならない。
Q:アカショウビンがなかなか撮れない。
A:見えるところに出てくる様なブナ林がいい。
Q:毎年、いつどこにどんな鳥が出たかメモして置いた方がいいか?
A:是非そうしてください。
Q:カメラを初めて一年。どんなモードで撮ったらいいか?
A:後で個別に教えます(笑)。
Q:鳥が飛んでいるけどシルエットになって分からない。
A:是非、声を覚えて下さい。
他にも多数の質問もありました!
最後は、大盛り上がりで大拍手喝采!
午後1時から始まりましたが、あっという間に終了時間の午後3時になり、中々拍手が止まりませんでした!
当会としましても、野鳥を守る立場から、♪鳥くんのご講演は、本当に心に響く内容でしたので嬉しく思います。
この講演会は、会員のK氏が議事録を作成してくださいました。ありがとうございました!
これだけ♪鳥くんの講演会で盛り上がり、また来てください!というお声も多数ありましたので、今後検討しようと思います。