皆様、こんにちは!
当会の目的は、絶滅危惧種や希少種の野鳥を保全・繁殖することが最大の目的ですので、今年こそ「ヤイロチョウ」等を呼び戻し、繁殖を促すプロジェクトを実施します。
このプロジェクトの目的は、野鳥にとって餌場を確保するため、朽木の現地土壌を一部開拓するのです。
この土壌開拓とは、広葉樹林の落ち葉は5~10年で腐葉土になりますが、年々土壌が痩せている影響か、実となる樹木も徐々に減ってしまっています。草も鹿によって食べつくされ、朽ちていくばかりでしょ。そこで、当会が許可を得た範囲にて、土壌に牛糞たい肥を散布開拓し、化学反応を起こすのです。この牛糞たい肥は、繊維度も高く有機物も増え、腐葉土と合わせると更に栄養度も高まります。
そこで、現地にてこの土壌開拓を実施し、メインのフトミミズを増やすのです!フトミミズを餌とするのは「ヤイロチョウ」でしょ。この「ヤイロチョウを再度呼び戻すプロジェクト」です!
もちろん、ミミズが増えるとネズミも増え、モグラも増えて猛禽類も増えます。猛禽類でも「コノハズク」や「オオコノハズク」「ブッポウソウ」もそうです。ミミズだけではなく、草も生えると虫も増えます。虫が増えると、あらゆる野鳥も増えます。
まだまだ未知数ですが、何もしないでただ、毎年、ヤイロチョウ等の飛来を願うばかりではなく、呼び戻すプロジェクトを実施するのです。
そこで、このプロジェクトの作業を行うボランティアを募集いたします。
作業概要
野鳥の餌となる小動物繁殖のため、公園化跡地の一部で、地表部分を10cm程度、掘り下げ、牛ふん堆肥を加え、土を埋め戻します。
1,人員 10人程度
2,日時 令和3年4月25日(日曜日)午後1時から約4時間(小雨実施)
3,場所 滋賀県高島市朽木柏 グリーンパーク想い出の森 キャビン跡地付近
4,服装 軍手・長袖・長ズボン等で、汚れや臭気に対応できる服装でおいでください。
(感染対策、ヤマビル対策は各自で行うようお願いいたします。)
5,経費等 交通費、作業時の害虫防除剤等の消耗品、飲食物、クリーニング等の経費と
して、4000円をお支払いいたします。
ご自身で使用する農機具(クワ、スコップ)を持参の場合、点数に関わらず
使用料として、加えて1000円をお支払いいたします。
地形上、耕耘機、ユンボ等の機械は使用が不可能です。
報酬ではありませんので、源泉徴収はありません。
6,その他 活動状況の写真を、当会サイトや発行物にて公開することがあります。
年少者(13歳未満)、高齢者(75歳以上)の参加はご遠慮いただきますが、
同伴される場合も作業場所には立ち入らず、安全にご留意ください。
今般のプロジェクトに、損害保険も加入しています。
土壌(牛糞たい肥)は、4月23日(金)、現地に盛り土として搬送します。
追加で、現地に「アカメガシワ」の苗木を植樹します。この「アカメガシワ」は成長が早く、2~3年で実が付きます。夏鳥のコサメビタキ・サメビタキ・エゾビタキ等の好物ですので、今後も楽しみですネ。
お申し込み・問い合わせ:
お申し込みは、お名前、連絡先、持参可能な農機具の種類を記入の上、下記にご連絡ください。
折り返し、集合場所等の連絡を差し上げます。(実施期日の3日前まで)
連絡先
朽木 野鳥を守る会
代表 松田映子
携帯番号 090-8820-8400
現在、当会の会員様や参加者が7名確保できていますが、後、3名は欲しいのです!このプロジェクトに興味がある方、是非、お問合せ下さいませ。