皆様、こんにちは!
まだ残暑が厳しいですが、少しずつ秋の気配を感じてきましたネ。
さて、9月9日、朽木グリーンパーク想い出の森の、私たちが表土回復実験をしている箇所(今年実験した箇所と去年一昨年実験した箇所)と全く実験をしていない箇所、合計3か所の土壌を、京都大学理学動物系統学科の原様と、京大きのこじきという学生サークルから柴田様がご来場し、当会会員の皆様とともに合計6人で、コドラート法実験を実施しました事をご報告します。
先ず、現地の調査する地表を決めて、25cm×25センチの枠を設定し、
深さ20㎝掘り起こします。その際に出た土壌を白い布に広げ
小動物をそれぞれ5分間探します。
これが、超面白い!
皆様とともに、ミミズが出たり、ヤマビル・ダンゴムシ・アリ・ムカデの幼虫等、徹底的に探します。
採取した小動物は
アルコール漬けにして標本となります。
これを、一か所につき3回採取し、合計3か所で9回実施しました。
当日、ご参加いただきました5名と
私が真ん中に入っています。(恥ずかし)
この穴掘りも大変でしたが、やはり、表土回復実験した箇所には多数のミミズも確認出来、
実験をしていない箇所には、小動物も少なかったという事実です。
しかも、表土回復実験した箇所には、タカチホヘビが出てきたのです!
夜行性で黒く、ミミズを主食とするタカチホヘビが、私たちから2m以内にいました!
一瞬だけ見えましたが、低木の根元に潜り込みましたので写真は撮れなかったですが、驚きです。
私たちが表土回復実験している箇所は、徐々に小動物も増え、植生も確認出来、ミミズ増殖も確認できたことになります。
嬉しいですネ!
この実験の結果報告は、京大の原様が11月頃に当会の講演予定となっています。
科学的にこの実験結果が、待ち遠しく思います。
そして、ご協力いただきました京大野鳥研究会の皆様及び会員様方々、ありがとうございました。