表土回復実験地には、多数の菌根菌類が自生し植生を促進しています!
皆様、こんにちは!
令和6年10月14日、当会で実験しています現地の表土回復実験地の土壌経過観察や、植樹した植生等についての調査に行ってきましたので結果をご報告します。
アカメガシワ、5本とも順調に成長していますが、日当たりなのか少し成長が遅れているようにも思えます。
どうぞ、早く結実しますように!
ヤマハギ、10本全部、元気に育ちもう結実していました。
たわわに実る種、オオマシコやマシコ系が好む種だから、多数の野鳥飛来になりますように!
この近くには、タカチホヘビが出て、キレイな個体でしたよ。
今年植樹した植物も順調に育っています。
去年の植樹も順調で
とちの木、4本共に根ついています。成長に時間もかかりますが、たくましく育ってほしいです。
そして表土回復実験した現地には、多数の菌根菌類が自生し
キツネタケ? 正に菌根菌!
ドクベニタケ 菌根菌
シロタマゴテングタケ 菌根菌
ツルタケ?かな、菌根菌
どれも菌根菌類は、植生の成長を促進し根をより広く拡張してくれるので、雨が少なくても植生を守ってくれます。
この菌根菌類の増加は、森林の再生に欠かせない生物多様性による変化だと感じています。
他にも
ウスヒラタケや
ハナホウキタケが多数自生していて
あちこちで見られました。
この森林の中で、表土回復実験をしている箇所としていない箇所を見比べて、やはり菌根菌類の自生が表土回復実験をしている箇所には多数自生していて、していない箇所にはあまり見られなかったというのが印象に残りました。
引き続き、今後も経過を観察しようと思います。
追伸、設置しています巣箱も同時に見て回ったのですが
何故か18番巣箱の蓋が無いのです!!!
今後、更なる対策を講じようと思います。